45-SECOND SCRIPT GUIDE
BtoBサービスを
45秒で伝える脚本の型
短い動画に情報を詰め込むほど、サービスは伝わりにくくなります。45秒で目指すのは「全部説明すること」ではなく、相手が自分の課題に気づき、続きを知りたくなる状態をつくること。企業向け漫画動画の構成を、実務で使える順番に整理します。

QUICK ANSWER
先に結論。45秒で伝えるのは、一つの判断です。
誰の話か
視聴者を広げすぎず、最も困っている一人の状況から始めます。
何が変わるか
機能の列挙ではなく、利用前と利用後の違いを一つの物語で見せます。
次に何をするか
相談、資料請求、詳細ページなど、動画の後の行動を一つに絞ります。
45秒はサービスのすべてを説明する尺ではありません。「自分に関係がある」「続きを知りたい」と思ってもらう入口として設計します。
BEFORE WRITING
脚本を書く前に、3つだけ決める
先に言葉を書き始めると、会社紹介、機能、実績、価格、想いが混ざり、結局何の動画か分からなくなります。最初に決めるのは、視聴者・視聴場面・視聴後の行動です。
- 01
最も届けたい一人
「経営者全般」ではなく、「展示会後の見込み客へ複雑なSaaSの違いを説明したい営業責任者」のように、役割と困りごとまで具体化します。
- 02
動画が見られる場面
SNS広告、営業前送付、サービスページ、展示会では、視聴者の温度も必要な説明量も異なります。最初に使う場所を一つ決めます。
- 03
見た後の一つの行動
問い合わせ、料金確認、事例閲覧など、次の行動を一つにします。ゴールが複数あると、結末もCTAも弱くなります。
「この動画は、○○に悩む△△担当者が、□□という解決策を知り、詳しく相談したくなるための動画」と言えれば、脚本の軸ができます。
45-SECOND STRUCTURE
45秒を6つの役割に分ける
以下は企業向け短尺動画を組み立てるための基本形です。秒数を厳密に守るより、各場面が一つの役割だけを担っているかを確認してください。
| 時間 | 役割 | 伝える内容 |
|---|---|---|
| 0〜5秒 | 課題 | 視聴者が「自分のことだ」と分かる、具体的な困りごと |
| 5〜13秒 | 損失・限界 | 今のままでは何が起きるか、従来の方法で解けない理由 |
| 13〜22秒 | 発見 | サービスとの出会い。名前より先に、解決の考え方を示す |
| 22〜35秒 | 体験・仕組み | 利用の流れや強みを、人物の行動として見せる |
| 35〜41秒 | 変化 | 数字だけでなく、仕事や感情がどう変わったかを描く |
| 41〜45秒 | 次の行動 | 相談・資料請求・詳細確認など、一つのCTA |
ナレーションは映像の説明ではなく、映像だけでは補えない判断材料に使います。絵と声が同じ情報を繰り返すと、45秒を有効に使えません。
WHY MANGA
BtoBこそ、機能ではなく「場面」で見せる
無形サービスは、画面や機能だけを映しても、導入後の価値が伝わりにくいものです。漫画なら、担当者の迷い、社内のすれ違い、利用した瞬間、相手の反応まで、一つの場面として描けます。
言葉になっていない焦りや迷いを、表情と会話で具体化します。
図だけでは硬い仕組みを、人物が使う順番に置き換えます。
導入後の数字だけでなく、「仕事がどう楽になったか」を見せます。
サービス名を連呼するより、顧客が困り、気づき、試し、変わる流れを描く方が、視聴者は自分の状況と重ねやすくなります。
SCRIPT EXAMPLE
架空サービス「うわさのターゲット」の場合
営業先リストを増やすサービスではなく、「今、動く理由がある企業」を見つける顧客理解サービスとして構成します。
- 0–5
「送っても、返ってこない」
担当者が大量送信の結果画面を見つめる。視聴者の現在地を一瞬で共有します。
- 5–13
足りないのは件数ではなかった
リストの多さではなく、相手が動くタイミングを知らないことが問題だと気づきます。
- 13–22
公開情報から変化の兆しを探す
採用、出店、新サービス、組織変更などの動きを調べ、仮説をつくる様子を見せます。
- 22–35
会社ごとに、切り口が変わる
同じ営業文ではなく、その会社の状況に合う提案へ変わる過程を漫画で描きます。
- 35–45
「探す」から「話せる」へ
商談が始まる場面で変化を示し、最後はサービス詳細への一つの導線で締めます。
COMMON MISTAKES
短尺動画で起きやすい5つの失敗
削る基準は「重要かどうか」ではなく、「この45秒の目的に必要かどうか」です。会社の沿革や機能一覧が重要でも、視聴者が次のページで確認できるなら、短尺動画には入れません。
サービス名を隠しても、誰のどんな悩みを解決する話か分かるか。音声を消しても流れが分かるか。最後に取ってほしい行動が一つか。この3点を確認します。
TRUEEMOTION METHOD
調査から始めて、脚本をつくる
TrueEmotionでは、既存資料を短く要約して動画にするのではなく、事業・顧客・競合・利用場面を確認してから物語を設計します。
- 01
事業と顧客を理解する
資料、商談でよく出る質問、失注理由、顧客の言葉を確認します。
- 02
伝える一場面を選ぶ
最も価値が伝わる視聴者と利用場面、視聴後の行動を決めます。
- 03
文字より先に場面を並べる
課題から変化までを絵コンテにし、必要な言葉だけを後から足します。
- 04
音と間で感情を整える
声、効果音、BGM、画面の切り替えを使い、ただのスライドショーではない視聴体験に仕上げます。
FAQ
企画・脚本についてよくある質問
45秒でサービスの仕組みまで説明できますか
すべての機能を説明するのではなく、視聴者が価値を判断するために必要な仕組みを一つに絞れば可能です。詳しい仕様はサービスページや商談へつなげます。
専門用語は使ってもよいですか
視聴者が普段使う言葉なら問題ありません。社内だけで通じる用語や、説明が必要な略語は別の表現へ置き換えます。
実績の数字はどこに入れますか
変化の場面に置くと効果的です。ただし、数字の根拠と条件を確認し、脚注が必要な場合は画面内で読める時間を確保します。
企画や脚本が未定でも依頼できますか
可能です。既存資料や商談時の悩みを伺い、誰に何を伝えるかの整理から支援します。
FREE CONSULTATION
自社の45秒を、一緒に設計しませんか。
伝えたい情報が多くても大丈夫です。何を残し、何を次のページへ渡すか、既存資料を見ながら整理します。
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